ポッケにいりこを携えて

幼稚園の時、給食がある日がとても楽しみでした。

トレーのお箸の横に炒った小さないりこがひとつ置いてあり、食事の初めにまずポリポリとしていたんですが、思い返すといりこ以外何を食べていたかは全く覚えておらず、そのいりこの美味しさだけが30年以上経った今でも記憶に強く残っています。
旨味のぎゅっと詰まったいりこをゆっくりと噛み締めて食べることが、毎回とても楽しみでした。

そんな幼心の記憶を思い出させてくれたのが、やまくにさんの「パリパリ焙煎いりこ」。

クマではプレーンを定番に常時2〜4 種類のバリエーションをご用意しています。

噛み締めると滲み出てくる旨味。
香川ルーツの家庭で生まれ育ったので、いりこの美味しさは知っているつもりでしたが、この味は想像を超えていました。

そのワケは、良い素材と製法から。
いりこの産地ひうち灘の伊吹島周辺で漁れるいりこの中でも、最上級と言われる「銀付きいりこ」を使用し、一つ一つ手作業で頭を取って半分に割り、生臭さやえぐみの原因となるわたとエラを取り除いてからゆっくりと焙煎して作られています。
前職で働いていたお店でもやまくにさんのいりこをお取り扱いさせていただいてましたが、その当時私が店の商品の中で一番頻繁に購入していたのが、パリパリいりこでした。

そんなパリパリが今では我が店に。
自分が食べたいがためにお取り扱いをしているのかもしれません。
最低でも週に一度は「パリパリ」。
いつでもそばにいりこがある幸せ・・・。

食べたことがない方、ぜひ。
イメージが覆りますよ。

クマではパリパリ焙煎いりこ以外にも、
大羽いりこ
いりこだしパック
煮干しふりかけ
をお取り扱いさせていただいています。